2008年5月1日木曜日

迷オリエンティアだって音楽くらい聞くのだ。
本日武道館にてチックコリアと上原ひろみのデュエットを聞いて来た。
http://www.chickhiromi.com/
演奏される音、メロディー。奏でて数秒後いや一瞬にして消えて行ってしまう音。
二度とやっては来ない音、響き。
デジタルで記録されたとしても、理論的には、二度と再現出来ない。
花の命なんぞより儚い物なのだ。
儚い音の連続(これがメロディ)が人を幸せにしてくれるなんて、何だかとても不思議だ。
今日のライブ、どんな音が飛び出すのかワクワクしながら聞いていた。
静のチックに動の上原。
仮に迷オリエンティアが演奏したら雑音のオンパレードで非難囂々であろう。
しかし彼(女)らが演奏すると”音楽”なのだ。ちっとも安全なフレーズではなくとんでもない音が飛び出すのだ。”まいった、やられた!”という感じなのだ。低音から高音までジェットコースターのオンパレードである。すごい!と一言で片付けてしまうのはなんだか言葉足らずである。あっと言う間の2時間であった。

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