2007年12月10日月曜日

80分の2

越生大会の帰り、所属クラブの人と大学のOB会の話になった。


今年私の母校のクラブが30周年を迎え、先月記念パーティーを開いた。
その事についての会話

A:「そのパーティーにOBの方は何人くらいいらっしゃったんですか?」
管理人:「80名位かなぁ」
A:「その中で大会とか参加されている方は結構いるんですか?」
管理人:「2名だけです」
A:「えっ?80人中2名だけなんですか?そりゃ寂しいですね」
管理人:「内輪で集まって年に1度位オリエンテーリングやりたいって言う人は何人かいるうですけどね」
A:「競技人口が減るわけですね」

良くも悪くも弱小クラブの実態ってこんなもんなんだよね。
一口で大会参加っていっても、普段特別に体を動かしていないような人がいきなり大会参加といっても、下手にそのしんどさを知っているのでなかなか難しいのではないだろうか。

そもそも競技人口を増やすと、一口で、言ってもその前段階の人を増やす必要な気がする。”順位を気にせずマイペースで気楽に”と言って誘うオリエンティアの言葉は意外と”普通の人”には届かないように思える。

例えば私の近所の多摩川の土手を走っている人のうちどのくらいの人が”競技”としてやっているのだろう?レースにでているのだろう?ましてや陸連登録をしているのだろうか?

なんとなく競技の前段階の場が必要に思える。under競技者が増えてくればそのなかから競技(正確には大会参加)へ興味を示す者が出て来るのではないだろうか。なので単純に新しい人を取り込むという考えには今ひとつなじめない。むしろ数回経験した事があるが今はしていない(つまり大学オリエンOBに代表される人)を地道に口説く方が確率としては高そうだ。

こう考えて来ると地域クラブの地道な勧誘がいかに大切かをかんがえずにはいられない。

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