オリエンテーリング人口減は今更始まった話ではない。新しい人達を取り込む・・・これはもっともな考えで異論は無い。しかし既存、いや、過去オリエンティアを再起させる事についてはあまり意見を聞かない。
そもそも”オリエンテーリングに復帰する”ってどういう状態を言うのだろう?
・以前の様にバリバリと大会にでたりする事?
・そこまでしないけどちょっと大きい大会に出る事?
・年に1度くらい大会に出る事?
結構あいまいだ。
先日大学クラブの先輩とメールのやり取りをしていてこんな事をおっしゃっていた。
まっ いろいろ理由をつけてるけど
ほんとのところは 私の気持ちにまだ踏ん切りがつかないんだわ。。。
一人の人が言っていると言う事はそう考えている過去オリエンティアは結構いるのではないだろうか?
こういう人達には何か背を押してあげるようなきっかけさえあればまた始めるのではないだろうか?年に1度のペースでもいいし、それが続けば年に2回3回・・・このように考えるとunder競技者は結構増えそうだ。
あとは如何にそのような”場”を提供できるかではないだろうか。
”場”は決して大会である必要はないと思う。むしろ大会でない方が良い様な気がする。すぅーっと始められる為には時間に追われない気楽なイベントの方がいいのではないかと思っている。(その手始めとして”練習会イベント”なるものを構想しているところである)
さて当の自分は何でまたオリエンテーリングを始めたのだろう?
自分の場合は仕事がハードになり、休日も充分取れず、とてもじゃないが日曜日に朝早く起きて大会へ行って走ろうなんていう状態じゃなくなってしまった。そのような状態だから当然日頃のトレーニングなんて出来る訳が無い。当然運動不足となり山の中を走ったら地獄を見るのは明らかなのでオリエンテーリングからは遠のいてしまった。その後体も心も崩してしまいまっとうな社会生活を送れない状態が続いた。
しばらくアルバイト生活をしながら回復させ正社員となりなんとか生活を安定させる事が出来た頃やっと心に余裕ができ始めた。
そのころひょんな事から後輩の学生と会うことになり、内輪のオリエンテーリング行事で走る事となった。
非常にしんどい思いをしたが、この時走って感じた爽やかさは何時以来の事だったろうか。
切っ掛けと言う物は思いも寄らない頃やってくるらしい
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