2012年5月21日月曜日

5月20日(日曜日)

どうも迷ティアです
twitterからの情報で、スェーデンでヨーロッパ選手権(以下EOC:もちろんオリエンテーリング)をやっているとの事で、ここ毎日ライブ中継に釘付けになっていました。(昨日・一昨日はUTMFの中継もあったので、同時に見てました)

今更ながら選手の3不思議・・

1)何で躊躇なくフラグに向かって走れるの???
2)何で一定ペースで走れるの?
3)何で、あんな足場の悪い所を平気で(しかもあんなスピードで!!)走れるの?


迷ティアが林の中を走っていたら、不安になって地図をよく見ようと立ち止まる事が多いです。
EOCの選手達は、地図こそ頻繁に見ますが、立ち止まりません。位置を確認しているだけで、確信を持って走っています。そして当然のようフラグに到着します。そしてパンチをしたら、これまた、何の躊躇も無く次のコントロールへ向かっています。
まるでストリーマーのような目印でもあるように走って行きます。フラグは単なる通過点だけの様です。

次に走っているペースの変動があまり無いように見えます。当然通り辛い、走り辛いところでは落ちたりするんでしょうが、総じて一定しています。
スプリントでも「ストップ&ゴー」的な事はやってないです。明らかに次のルートの先読みをしています。
分りやすく迷ティアに置き換えると・・・
・フラグが見えたらダッシュ・・。
・走っている途中で不安になって立ち止まる。
・登りは牛歩走法
・足場の悪いところではコケる。
・行き先に人が見えたら猛ダッシュ
どう考えてもペースは「一定」とは言えませんね・・・

3つめは不整地での走りです。
足場の悪い伐採地(みたいなところ)でも体勢を崩さす、しかも躊躇なくガンガン走って行きます。
迷ティアだったら、一度体勢を崩したら持ち直すのに数秒はかかります。いやいやコケて転倒するだけです。いやいやいや、それ以前に恐ろしくて走ってられません。

こういう様子はルートを見ているだけでは中々分らない内容ですね。
ちなみにこれらは全て「女子」選手のレースを見てです。男子選手は、あまりにも異次元すぎて参考にすら出来そうにありません。
ただルートを見ていると、何を見てルートのチェックをしているのかは想像がつきます。

今日最終日はリレーでしたが、優勝争いは・・・最後まで全力で追い上げないのね・・文化の違いかな?

2 件のコメント:

  1. 稲毛の迷人2012年5月21日 15:31

    20代前半に初めて欧州遠征した時に学んだことは、トップ選手に限らず欧州の競技者は立ち止まることが少ない。
    先読みをしてコントロールに入る前に脱出方向を決めている。
    結局止まらずに一定のペースで走る方が体力的にもタイムも効果的であるということ学び帰国後に実践したら成績が伸びましたね。

    あの不整地を走るスピードの差は驚きです。私は怪我が怖くて走れません。

    返信削除
  2. ほうほう・・あの動きはトップ選手だけではないんですね。と言う事は、向こうの人達にとっては特別な事ではないと言えますね。
    不整地の走りだけは、いくらテーピングをしていたとしても、恐ろしいですね。ひょっとして走れる(走りやすい)場所を瞬間瞬間で見極めて走っているのでしょうね。

    返信削除